ギターを始めた頃から、ギブソンは憧れの存在だった。
でも、大学時代のバイト代で買えるのは、ギブソンコピーのオービルSGのみだったが、社会人になってやっとギブソンを買えるようになった。
そんな憧れのギブソンの中でも、もっとも欲しかったのがES-335だった。
ブルースばかり演奏していたから、ブルースマンたちが持っているのと同じものが欲しかったのだ。
ES-335の値段を調べてみると、新品は20万を超えていた。
60年代のビンテージならば、その倍以上だった。
とても買えるような代物ではなかった。
相場を調べようと、ES-335のことを勉強してみた。
「THE Gibson」を参照したが、同じモデルでも年代によってそ
の特徴が違う。
ES-335の場合は、ネックのポジションマーク、テールピースなどだ。
勉強して改めて自分のフトコロと相談してみたが、結論は「中古で十分」ということだった。
中古のES-335を大阪の楽器店で探してみると、結構たくさんあったが、その中でも比較的きれいなヤツを買うことにした。
いくらで買ったかしばらく忘れていたが、この間ケースの中を掃除していると、購入時の伝票が出てきた。
15万8千円だった。まぁ妥当な値段だろう。
その後はSGはたまに弾くくらいになって、この335ばかり弾くようになったのは言うまでもない。
音はもちろん良いのだが、難点もある。
ご存じ335はセミアコースティックギターというジャンルだから、ボディの中は空洞の部分が多い。
ボディが詰まった、レスポールよりも軽いだろうと思っていたが、重い。。。
スタジオに2時間入って立ちっぱなしだとどっと疲れてしまう。
これは、やっぱり体の大きな黒人ブルースマンのぴったりのギターだと思う。
でも、音が良いし、何より格好いいので10年間メインギターとして活躍してくれている。
これからも手放すことはないだろうし、大事にしていきたい。
ギブソン ES-335
Published on 2010年5月21日金曜日 Leave your thoughts »
GIBSON ES-165
Published on 2010年5月19日水曜日 Leave your thoughts »
社会人になってしばらくは学生時代の友人のツテをたどって、バンド活動をしていた。
もちろん趣味での範疇でだ。
最初は、1年に何度かライブをしたりみんな熱心だったが、しばらくすると、メンバーの結婚、転勤、転職などで続けられなくなった。
取り残された僕は、ギターを家で弾くことが多くなったが、どうしても一人でも形になるものばかりになる。
ひとりでできるギターというとクラシックギターだが、大学時代に一時かじっていただけで、とても聞けたものではない。
だいいち、それほど興味もなかった。
ならばジャズはどうだろうか?
ジャズならよく聞いていたし、演奏にも興味があった。
意識してジャズを聴くようになったのは大学の頃だが、そのときに初めて聞いたジャズギターがジョー・パスだった。
ギター1本で朗々と語られるその演奏は、まさに「職人」だった。
「よし、次にやる音楽はジャズだ」と、このアルバムで彼がこのアルバムで使っているギブソンES-175を探し始めた。
結局、このときは高くて手が出なかったが、数年後ネットオークションでES-165を手に入れた。
ES-175のシングルピックアップバージョンだ。
出品者が同じ大阪だったので、直接取りに行くことになり、出品者のおじさんと喫茶店に行った。
年は随分違ったが、音楽の趣味が似ていたので、話題に困ることもなかった。
そんなことで我が家にやってきたES-165。
いまではケースの中でしっかり眠っている。
いやいや、まだまだ練習中。
久しぶりに外に出してやるか。
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ミニアンプ 2台目
Published on 2010年5月16日日曜日 Leave your thoughts »
大学生の頃、オーディオにも凝っていた。
大阪の大学に通っていたので、学校の帰りに「でんでんタウン」で部品を買って帰り、自分で何台か作ったものだ。
買い集めたパーツを組み立てて音が無事に出たときはうれしかった。
しばらく電子工作から遠ざかっていたが、ある日ネットをみているとおもしろいものを見つけた。
VOXのアンプキットだ。
組み立ては簡単。
パーツはあらかじめ基盤に半田付けされているので、接着して数本のリード線を半田付けすれば完成だ。
組み立てて音を出してみると、小さいながらも良い雰囲気だ。
もっとも唸るような低音は望めないが、ストラトなんかでカッティングすると良い感じだ。
なにより、机の隅に置いておいて弾きたいときにシールドをつっこめば準備OKというのがお手軽だ。
ボリュームも十分だ。
酒を飲んでボリュームを上げすぎると怒られそう。。。
1台目のミニアンプ、ピッグノーズとは違った使い方ができそうだ。
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豚鼻のすごいヤツ
クラプトンのアルバム「461オーシャンブールバード」。
晴れた日曜にぶらりとドライブに行くときにぴったりのアルバムなのだが、その最初の曲が「マザーレス・チルドレン」。
スライドギターから始まる曲だが、この音が電池駆動のアンプ「ピッグノーズ」で弾いているというのは有名な話だ。
クラプトンがアルバムに使うっているんなら良い音なんだろうとすぐに飛びついた。
本当はマーシャルなどの大きい真空管アンプが欲しかったのだが、高価だし近所迷惑だった。
そのアンプを買った大学生時代、近所の博物館で夜営のバイトをしていた。
郊外で、周りは山ばかりの博物館だった。
バイトの度にそこへギターと一緒にピッグノーズを連れて行った。
そこなら近所迷惑にならずに、フルテンで弾けるからだった。
ナチュラルオーバードライブがかかった音はクラプトンの音そのものだった。
あくまで音だけ。演奏は別なのが悲しいかな(T.T)
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オービルSG その2
高校生の時はビートルズが好きだった。
大学生になってからはエリッククラプトンが大好きになった。
ジョージ・ハリスンが日本に来ると、しかもあのクラプトンを(が?)連れてくると。
当時高校3年の受験生だったので、見にもいけず、しかもなけなしの小遣いではライブ版のCDを買うこともできなかった。
お年玉でやっと買ったCDを聞いて泣いたのを覚えている。
ジョージの歌に?
いやクラプトンのギターにだ。
それ以来クラプトンにのめり込んだ僕は、まずはクリームまでさかのぼった。
まず目についたのはサイケ模様にペイントされたSG。
衝撃的だった。
そんなクラプトンに影響された買った初めてのギターがSGなのだった。
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オービルSG その1
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